デザイナーショーケー ス
デザイナーショー ケ ー ス: DeAndra Crismon
DeAndraは幼少時代、誰もが経験したよう、近所の友達、クラスメートや親戚のバースデーパーティーに行った。それらのパーティー装飾に感激していたのを覚えている。その時々に、自分でパーティー装飾をしたらどんな風にするだろう、どうやってバルーンを使ってもっと華やかにできるだろうと考えていた。そして現在、彼女はその夢に生きている。
DeAndra Crismon は、アメリカ、カルフォルニア州、ロサンゼルスに所在するParty Shop Avenueの設立者及びクリエイティブディレクターを務める。試行錯誤を繰り返し、ビジネスを2017年に立ち上げた。やっとの事で独自のスタイルに到達し、会社が上手く動き出した!“ビジネスを立ち上げた時、誰も私の目指そうとしているものが分かりませんでした。バルーン業界だと説明すると、多くの知り合いが単に地域のバルーンガールになると勘違いして、私のビジョンを理解してくれませんでした。もし5年前に私がバルーンデザイナーになると言ったら、きっと私もそんな自分を笑っていたと思いま す。”
Party Shop Avenueは、様々なバルーン商品とパーティー装飾を含むサービスを提供している。DeAndraのデザインは、請け負ったイベントに合わせ多様性に富む。バースデーパーティー、ベイビー、ブライダルシャワー、ウエディング、ガーラ、ソーシャルメディアインフルエンサーイベント、企業イベントを手掛ける。どんなテーマであれ、デザインには必ずカリフォルニア風、グリーン、ナチュラル、パステルを取り入れている。その雰囲気を実現するのに、質感、持続性、サイズのバリエーションの点でクオラテックスバルーンを使っている。
DeAndraがバルーンアーティストで良かったと思う事は、創造力を訓練できることである。彼女のクライエントは思い描いているアイデアを分かち合い、その後は夢が形になるまで彼女に完全にお任せする。“クライエントは、私がどうやってバルーンで創り出すのか見当もつかないので、マスターピースが仕上がるまで、ただ信頼してくれま す。”彼女のビジネスはホームベースのファミ リービジネスである。“以前はスタジオを持っていたんですが、いつも現場に出てしまうので、空き店舗同然でした。でも、いつかまた将来にショップを持つかもしれませんが、まだ考え中です!今のスタッフは、私の姉妹2人、姪と親友の女性4名チームです。私は家族第一を信じていま す。でも来年、大きなチームにすることも考えていま す。そろそろチームを大きくする時かと。”ホリデー、特にクリスマスは一番忙しい時期です。彼女の理想の仕事は、ロサンゼルスやニューヨークのファッションウィークを装飾すること。“私はファッションが大好きなので、ショーの装飾を手掛けることができたら、それほど嬉しいことはないです!”と話す。
DeAndraは始めは独学でバルーンを学んだが、知り合いがいつでもアイデアやテクニックを教えてくれた。2016年WBCでは沢山のインスピレーションとクラスを学んだ。“エデュケーション(教育)は終わりがないと思うんです。私達はいつでも人生において生徒であって、新しいスキルを開拓し続けるべきだと思いま す。私は、Party Shop Avenueバルーンコースを通して、他のバルーンビジネスを育てたり、素晴らしいデザイン作りを学んでもらっていま す。” DeAndraは、自身のビジネスを立ち上げられたのは、Geronimoやオーストラリアのデザイナー達の助けのお陰だと言う。“彼らは、バルーンマジシャンと言えるほど、全ての面でレベルが先に進んでいる。”と話す。
DeAndraはブラックアーティストとして、他のマイノリティのバルーンプロを感化させたりメンターでもある。Party Shop Avenueは、当時のLA近辺では、最初のブラック経営によるバルーンショップであった。
現在、ブラックコミュニティを支える資料を作っているところです。長い間、私達の才能は無視されていた気がしま す。私のミッションは、そのステイタスを変え、美しい作品のアーティストとして知られることです。今まで裏は隠してきたんです、何故なら、以前は今ほど多くの人がブラックによるビジネスを支えていなかったからです。敢えて、自身のインスタも、ブラックであることへの偏見なく予約に繋がるよう投稿していました。毎日、プロ意識と親切心を心得て対応していま す。現場入りで視線を感じたり、どうして私が居るのかと興味を持たれたりと多くの点でまだ試練は続いていま すが、何とかここまで来れました。でも、まだ偏見を取り除く道のりは長いです。ブラックコミュニティにとって、世界中でリスペクトされるには私達の行動を変えなければなりません。どんな業界においても成功できるよう、私は次世代の手助けをしたいのですー特にイベント業界においてです。それが、私の人生におけるゴールです。
DeAndra Crismon
ビジネスの継続や成長をするよう、DeAndraはMac Book、インスタグラ ム、ピンタリストを利用、そして関係を築くことに頼っていま す。“私のMac Bookは、提案やデザインをする場所です。私のライフラインとも言えま す。インスタグラ ムやピンタリストは、多くのオーディエンスに作品を見てもらう巨大なツールです。ソーシャルメディアに頻繁に投稿することは大変ですが、結果的にはその価値がありま す。最後に、関係を築くことは私のビジネスのトッププライオリティです。何故なら繋がりによって成長できるからです。私は新しい人に会う時、自身のビジネスについて話をしま す。そうすることによって、ネットワークが広く良い方向に向かうからです。今では、私が近づきたいクライアントを魅了していま す。”
“正直、私のビジネスは自身の個性で成功したと感じていま す。クライエントと話をするたびに、バルーンだけでなく自分を売り込んでま す。誰でも、クライエント自身が貴方にとって特別な存在にあると感じられるような繋がりを築くべきだと思いま す。多くの企業は、社員がほんの一社員であると感じさせがちで、それ以上にならないと思いま す。どちらかというと、企業での経験があって、どれだけ自身で満足できるかだと思いま す。”
ですから、単に今トレンドだからではなく、バルーンを本当に好きだからこの仕事をしていると思えることが大切です。クライエントは、貴方がただ生計のためにこの仕事をしているのか、情熱があるからしているのか感じるものです。それから、自身にプレッシャーをかけ過ぎないよう、忍耐を持ち優しくいましょう。持続していれば、全ては上手く回るようになるものです。
DeAndra Crismon
そして、このストリーの終わりが全ての始まりですー夢を現実にしてください。それが最終のゴールであり、Party Shop Avenueのフィロソフィーです。