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スポットライト:Fumiko Yamashita(山下ふみこ)
何とチャーミング!この表現は、Fumiko Yamashita, CBA, 氏と彼女の作品に正にピッタリ。 元気なアニマルドールと華やかなバルーンファッションで、山下氏は作品に個性と活気を吹きかける。
彼女がバルーンアーティストとして仕事を始めたのは2001年。その年、Balloon Popの 得居氏、CBAがウエディングギフトとしてバルーンドールを作るのを手伝ってくれました。バルーンアートの世界と可能性に感銘を受けた彼女は、Nicofee Balloon Park, Japanを設立しました。それから18年後の現在、彼女の作品は多くの人に喜びと幸せを運んでいる。“バルーンは人々をワクワクさせるパワーを持っている-子供から大人まで-私は、そのパワーで作りだされる笑顔を沢山見てきました。”と話す。
山下氏は常に新しいスキルを見出し、日本古来のつまみ細工技法をデザインを取り入れた世界観を創り出した。また、彼女の作品を象徴する編み込み技法を生んだ。山下氏は、2014年と2016年のWBCでこの技法を使い、3位とゴールドアチーブメントを受賞している。ドールやファッション作品を作ることも好きであるが、山下氏や彼女のスタッフは、一風変わった思い出深い作品も作ってきた。“川の上にオブジェを浮かべました。いかだを作り、その上にクイックリンクで水しぶきをイメージした作品です。ダイバーの方が川の底に重りを設置し固定してくれました。川面に写るバルーンの姿が景色と一体化して美しかったです。”
山下氏はどんな物にもインスピレーションを見いだすクリエイティビティを持っている。“多くのものを見て想像するんです。運転している時、自然の景色や空の色からインスピレーションが湧くことも。”甲斐健寛氏の作品からインスピレーションを得ることも。“甲斐氏をとても尊敬している。彼はバルーンを愛していて、バルーンを丁寧に扱う。”また、山下氏は、コンベンションに参加して新しい技術を学んだり、世界中のアーティストの作品を見るのが好きである。2010年度から4回のコンテストに参加して、沢山の受賞経歴もある。“コンベンションやコンテスト参加の経験を通して、新テクニックや作品を見出す困難があったりと、バルーンと向き合う機会が沢山ありました。その度に自身と経験を培ってきました。バルーンビジネスにおいての私のハートも強くなっただけでなく、人としての成長という意味でも、とても貴重な経験となりました。”
ビジネスを維持また伸ばすのに、山下氏はソーシャルメディアに頼る。お客様に情報を発信するだけでなく、他のアーティストの新しい刺激やトレンディーなアイデアを見る。“私達が作る物の情報をお客様へ発信する。そして、お客様に私達が楽しんでいる様子を楽しんで見て頂く。フォロワーやファンが増えるにつれ、注文につながる。同時に、ソーシャルメディアは他のアーティストの作品を見ることによって更なるアイデアに繋がる。”更に重要なのは、カスタマーサービスを大切にしていること。バルーンにカッティングシートで受け取る人の名前をいれ、その方のためのギフトを作る。
私のお客様には、“わぁ!”という驚きとワクワクした気持ちを経験して欲しいんです。バルーンがある空間がハッピーだという瞬間を笑顔で実感して欲しい-バルーンを受け取る人だけでなく、見ている周りの人にも笑顔になってもらいたい。
Fumiko Yamashita, CBA
山下氏にとって、それは喜びに溢れた人生である。“私はバルーンが大好きで、好きな事を仕事にできて、毎日とても幸せを感じる。”と言う。
チュートリアル: バルーンドール、Fumiko Yamashita, CBA
山下氏の実演装飾のアクセ ントにもなる、バルーンドール実演に沿って作ってみよう。